ETCカードの作り方!おすすめのETCカードを紹介【5分で分かる】

ETC割引は、現金払いよりも断然お得!大幅な割引が適用されるからですね。たとえば、月曜日〜金曜日の午前・午後の定められた時間利用すると、高速料金が30%~50%還元され、土日祝だと休日割引で終日30%割引される、などです。

たった年に1.2回の旅行でも、現金払いよりお得になることは明らかですよね。

今回の記事では「ETCカードをまだ作ったことがない」「どうやって発行できるのか、作り方が分からない」といった悩みを解決できる記事を書きました。

さらに、ETCカード自体にそもそも大きな割引がありますが、+αで割引やポイントバックを追加でつけられる方法も解説しています。

高速道路の利用頻度が「大型連休で年に3回くらいしか使わないかも」「今年は使わないかも……」といった方でも、お得になる情報を書きましたので、ぜひ参考にしてください。

ETCカードの作り方は3種類ある

ETCカードを作る方法は3つあります。それぞれに特徴があるので、順番に解説していきます。

①クレジットカードなしでETCカードを発行する

クレジット機能なしでETCカードのみを作るなら、高速道路運営会社6社が共同で提供している「ETCパーソナルカード(通称パソカ)」を発行する方法が一般的です。

クレジットカードの機能がつかないため、申し込みにあたっての審査がありません。カードの審査がとおりにくい職業の方には強い味方ですが、利用金額に応じたデポジット(保証金)や、年会費1,257円(税込)などが必要になります。

②既に持っているクレジットカードでETCカードを付帯する

今持っているクレジットカードに申し込みをして、追加発行することができます。審査もないため、申請はスムーズですが、現在のクレジットカードの会社がETCカードの発行が可能であることが条件となります。

③新規でクレジットカード+ETCを申し込み、ETCカードを同時発行する

クレジットカードを新規作成するタイミングで、ETCカードの発行を同時に申請することができます。

現在、クレジットカードの審査は通るけどクレジットカードを持っていない方や、この機会に今よりお得になるカードを選びたい、といった方には、特典の高い新規カード+ETCカードを同時発行するのがおすすめです。

ETCカードを利用するためにはETC車載器が必要

ETC車載器とは、車両に設置してETCカードを挿入することで、料金所で割引などを反映するための装置です。車載器がないと無線通信で必要な情報が送れないため、ETC割引を受けることができません。ETCカードの発行する際には必ず導入しましょう。

車載器は、取り付け+セットアップが必要

車載器は置くだけでは反応しないため、取り付けやセットアップをしなければなりません。

車載器は自分でネットショップで探して準備することもできますが、取り付けとセットアップには、知識と技術が必要なため、カーディーラーやカー用品店にお願いするのが一般的です。

料金の相場としては、車載器本体(5,000円~10,000円)、取り付け工賃(5,000円)、セットアップ(3,000円)ほど。所要時間はおよそ1~2時間です。ショップによって差があるため、2〜3社で見積もりをとってから依頼をするのがおすすめです。

当日持っていく必要なものは、車載器(ショップで買うなら不要)、車検証、運転免許証(身分証明できるもの)、取り付ける車両です。

おすすめのETCカード2選!年会費無料でポイント高還元率

ETCカードを付帯するクレジットカードを選ぶ際に見るべきポイントは「年会費」「還元率」「特典・サービス」の3つです。このあとご紹介する2つのカードは、特に「還元率」が優れており、通常 ポイント0.5%付与の会社も多い中、1%以上を提供しています。

年会費無料でETC利用分もお得なOrico Card THE POINT

Orico Card THE POINT

Orico Card THE POINTは、オリエントコーポレーション(通称オリコ)が提供しているクレジットカードです。概要と特徴は下記のとおりです。

年会費:無料
還元率:100円で1オリコポイントがたまる。入会後6ヵ月間はポイント還元率が
2.0%にアップ
発行手数料:無料
国際ブランド:JCB・MasterCard
対象年齢:満18歳以上
電子マネー:ID決済・QUICPay

Orico Card THE POINTは、100円の利用ごとに1オリコポイントが貯まります。

還元率が1%、入会から6ヶ月間はポイント還元率が2倍ですが、それに加えてOrico Card THE POINTカードのメリットは「ネットショッピングに強い」ことです。

たとえば、オリコモールのサイトにアクセスすると、サイト経由でAmazon・Yahoo!ショッピング・楽天にアクセスすることができます。このサイト経由でいつもどおりショッピングするだけで、追加のポイントをもらうことができます。ポイント付与の例は、以下のとおりです。

  • Amazon:0〜4%
  • Yahoo!シッピング:0.5%
  • 楽天市場:0.5%

オリコモールを通じて、当たり前に利用するネットショッピングでのお買い物に、追加でポイントをもらうことができます。

日常的に、ネットでお買い物をする機会が多い方におすすめのクレジットカードです。

参照:Orico Card THE POINT公式

dカードはETC利用分もポイント高還元でお得

dカード

dカードは、株式会社NTTドコモのクレジットカードで、概要は下記のとおりです。

年会費:初年度無料・2年目以降は年/550円(前年度に一度でも利用があれば2年目以降も年会費無料)
還元率:100円利用するごとに1ポイントずつdポイントがたまる。入会後6ヵ月間はポイント還元率が2.0%にアップ
発行手数料:無料
国際ブランド:VISA・MasterCard
対象年齢:満18歳以上
電子マネー:ID決済

dカードは、100円の利用ごとに1オリコポイントが貯まります。メリットとしては「ポイント還元率が高い」「ポイントの利用先が多い」ところ。dカードには2種類のポイントがあります。

  • 決済ポイント
  • dカードを利用すると100円につき1ポイント進呈されるポイント

  • 特約店ポイント
  • dカード特約店でdカードを利用すると、さらに進呈されるポイント

この決済ポイントとは別の、特約店ポイントの中には、マツモトキヨシ・ENEOS・スターバックスも含まれています。日常使いはもちろん、高速道路のサービスエリアにあるENEOSやスタバでもお得にポイントを貯めることができますね。

参照:dカード公式

高速道路利用時に最大10%還元!ETCマイレージにも登録しよう

ETCカードが届き、車載器の準備もできたら、ETCマイレージサービスのサイトにて、登録しましょう。

ETCマイレージサービスは、全国の道路運営会社の提供するポイントサービスです。登録は無料で、年会費も無料。インターネットからの申し込みだと当日から利用が可能。

貯まったポイントは後日、通行する料金の支払いに充てることができます。正直、登録しない理由が全くないサービスです。

ポイントの付与については、たとえば、NEXCO東/中/西日本の管轄する道路の区間は、10円につき1ポイント、名古屋高速道路公社だと100円につき1ポイント+α(+αは利用額に応じてさらに加算されるポイント)など。区間によって異なりますが、おおよそ1%〜10%付与されるイメージです。

登録が完了すると、マイレージIDが記載されたメールが届き、ログインするとどこの道路でいくらポイントがついたかの確認ができます。

ETCカード利用の準備ができたら、一緒に登録しておきましょう。

ETCカード利用時の3つの注意点

ETCカードの有効期限を確認しておく

ETCカードも、クレジットカードと同様、有効期限があります。ETC車載器はお知らせしてくれないので、定期的に確認しておきましょう。

当然、期限切れのカードだと、ETCゲートのバーも開きません。「急停車する→後続車がぶつかる」という事故を起こさないためにも、期限が切れていないかのチェックは必須です。

ETCカードを挿入し忘れていないか確認する

ETCカードを挿入し忘れた場合、割引は適用されません。「手元にはある」という状況でも同様、クレジットカード決済のポイントはつきますが、割引は適用外になってしまいます。「乗るときは挿入・降りる時は抜く」を習慣にしておきましょう。

挿しっぱなし注意

車から降りるときは必ずETCカードを抜きましょう。カード本体はプラスチックでできていることが多く、高温になると変形や読み取りエラーの原因となります。

特に真夏の車内は要注意です。

年会費無料のETCカードを作っておこう

今回の記事では、ETCカードの作り方、ポイントの還元の高いおすすめクレジットカード、合わせてさらにポイントが付与されるETCマイレージについてご紹介しました。

いずれ登録を済ませるだけで高速道路利用時にお得にポイントや割引を受けることができます。

「今年は高速道路を利用するか分からない」「大型連休くらいしか高速道路を使うことがない」という方も、数少ない旅行が少しでも安くなると嬉しいですよね。

ETCカード車載器の初期費用のみ、10,000〜20,000円かかってしまいますが、長年使えるので、今後の旅行に備えてみてはいかがでしょうか。

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